1★かわいい系の礫紹介その1 2026.2
徒然なるままに書きたいな,と思うのは,ゆとりがあるときなのだとよくわかりました.言い換えれば,書けていないときはゆとりが不足しているから,ゆとりをつくりなさいという指標になっているということで…長いcoming soonがようやく明けました.
とある筋から「最近の写真は鹿ばかりではないか」とご指摘を受けました.ごもっともです.実はもっと載せたい鹿の写真が多々あります(立つ鹿とか,昼寝する鹿とかetc.).ゆとりはまだ回復していませんが,鹿セラピーを受けていることは伝わるかと思います.
前置きが長くなりましたが,昨年の11月「いい石の日」(こちらの12★)に載せたかわいい系?の礫の写真が無事に掲載されましたので(こちらの6ページ右下に),もう少し紹介させてください.
今回は泥岩ホルンフェルスにします(写真で一番大きいやつです).
全体的に黒っぽい,元々は泥岩の礫です.白い筋が目立ちますが,これは岩脈(dike)になります.この礫の場合,岩石の隙間に花崗岩質のマグマが入り込んで(=貫入して)います.拡大した写真は今度また用意できればと思いますが,黒っぽいところをよく見ると,粒々が輝いているのはわかりますか?(難しいと思いつつ...).青菫石(きんせいせき)と呼ばれる鉱物です.礫全体にちりばめられています.元からあったわけではなく,岩石が高温下で熱変成を受けたことで生じた変成鉱物になります.名前の通り,鉱物だけを見ればアルミニウム由来の青っぽさがわかります.この礫はマグマと接触変成したことで泥岩が変成した「ホルンフェルス(hornfels)」になるわけですが,青菫石もしっかりできているので,きちんと点呼するときには「青菫石泥岩ホルンフェルス」と呼ぶことになります.もっともこれは肉眼での判別に過ぎませんので,もし顕微鏡下でしっかり調べれば正式名称も変わる,かも.
出逢ったのは長野・松本の犀川の河原です.記念写真があるかなと思ったのですが,別の青菫石泥岩ホルンフェルスしかありませんでした(写真).いうまでもなく,この写真の礫も,今,研究室で共同生活しています(学生に2つ並べて見せたら「岩脈あり」の方がかわいいと判定されました).

2★”自分”との付き合い方 2026.7
こんなに更新していなかったのかと驚きつつ,更新にどこか躊躇いをおぼえていたことも事実です.
どこからどのような情報がいつの間にか吸収されて,自分の意志とは関係なく一瞬で消費されている時代に,迂闊に源となる情報を”供給”や”拡散”をしてよいものか,特に画像などなど...そして実のところこうした言葉すらも.
正確な情報を写真とともに伝えたい,という思いはありますが,時代はそれをあまり許してくれないように思えてなりません.少しこのサイトとの付き合い方を真剣に考えた方がよいだろうなと.最近の動向も,本当は更新したいのですが.
迷える宇津川でした(´・_・`) ←顔文字はきっと学習されまい
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