7★新年度,始まりました 2026.4
慌ただしい25年度末を終え,新年度となりました.まだ春休み期間中ですので,静かな学内です.年度末にできなかった研究室のお掃除とか,もう少しカリキュラムも勉強しておかねばと,春休みの宿題を淡々とこなしております.
今年度は卒論生3名を担当することになりました.3名とも(自然地理ですが)興味・関心の方向がそれぞれ違いますのでこちらも勉強のし甲斐があります.是非いろいろ教えてください.
関西人2年目も頑張ります.今年度はさらに大阪層群とお近づきになりたいところです.
添書:鹿から新年度のご挨拶を受けていません.まだかな…

5★はじめての卒業式 2026.3
奈良女子大に着任して,初めての卒業式を迎えました.袴をはじめ,各国の衣装が何とも色とりどりで,少々大げさかもしれませんがまさに豪華絢爛といった感じの構内でした.
あわや雨という天気予報でしたが,見事な好天の下,コースで記念写真を撮ることができました.背景はもちろん記念館です(写真屋さんによる撮影を久々に経験.やはり身が引き締まりますね).卒業生さんと写真を撮ったりしながら,夕方には駅前のホテルへ移動し,謝恩会に出席しました.謝恩会.私も学部の卒業時に行いましたが…実習室でしたね…(感謝の気持ちは伝わった,はず).ホテルでもお色直しした卒業生さんと記念写真をパチリ.ビュッフェを楽しんだ後に,昼間の集合写真と一緒に立派なケースに入っている写真2枚をいただいた時には大変驚きました.言わずもがなとても嬉しかったです(やはり比べてしまう,自分自身のときを…).
昨年も今年も,宇津川の職業は大学教員です.しかし,職位が変わり,できることも責任も増えて,これまでの卒業式とは違う心地で卒業生を送り出しました.様々な考えがあることは否定せず,けれどやはり大学とは人が育つ場所なのだなと深く感じられる一日でした.
卒業生の皆さん,どうかお元気で!

3★琵琶湖博物館+琵琶博地学研究発表会見学 2026.2
初めて琵琶湖を見たのは2013年でした.国際地理学会議@国立京都国際会館に出席して,その帰りだったと思います.不義理にも,それ以来の琵琶湖を訪ねたのは今年2月上旬.きっかけは琵琶博地学研究発表会のご案内でした.研究発表会で関西の地理を勉強しようと思い,せっかくならと学生にも声をかけ,さらにせっかくならと予てから訪ねたいと思っていた琵琶湖博物館にもお邪魔しました.
研究発表会は午後から草津駅前にてでしたので,午前に博物館へ.博物館が琵琶湖南湖の目の前とは知らず,駅からバスでゆったり向かいました.博物館は親子無料日だったようで,開館前から行列が.そしてその行列にも納得の館内は,午前でとても見終えることができませんでした.展示の質と量に圧倒され続け…早速再訪を誓いました(剥ぎ取り標本ももっとじっくり見たかったですし).
研究発表会は地元の方々(老若男女問わず)との交流の場にもなっていました.こういう場は良いなと思います.ついつい堅苦しく考えがちな「研究」という行為を楽しむ大切さは,学生にどう伝わったかな.研究は小難しく考えなくてよいと背中を押されて帰ってきました.

1★伊藤達也教授最終講義 2026.1
年末の帰省から戻り,卒業論文を睨み続けたすぐ後,再び東京へ向かいました.目的地は勝手知ったる法政大学市ヶ谷キャンパス.伊藤達也先生の最終講義は,F〇cebookで「お友達」になっていなかったら得られなかった情報でした(危なかった…).
伊藤先生は経済地理学に加え,水資源・水問題にも携わっておられたので,何度かダム問題や河川管理についてお話しさせてもらいました.最終講義では,研究来歴として,噂?には聞いていた伊藤先生の”伝説”についてご本人から伺えました.
宇津川が法政大にいた頃,授業でたまにダム管理についてコメントすると,学生からの反応に必ずと言ってよいほど伊藤先生の授業が登場しました.同じテーマを専門の異なる教員がそれぞれ授業で扱い,学生がそれをどう咀嚼するのか.ダム問題はそのひとつのケースだったように思い返します(もう少しディスカッションとかもやってみたかったです).
話はかわって,伊藤先生といえば河童.最終講義の後半にも河童研究が登場しました.伊藤先生,近いうちに宇津川がもっている河童情報を献上いたします(調査・巡検先で突然遭遇すること度々…).
またお話しさせてください.

8★日本堆積学会2026年高知大会 2026.4
11年ぶりに高知市を訪ねました.前回は2015年.まだ博士課程の学生で,高知港発の海洋調査船に乗船するため,東京から飛行機で高知に降り立ちました.翻って今回は近畿から高知へ出向きます.調べてみると,飛行機の他に特急を使うルートもありますが,時間やコストを考えると何ともかんとも…また,実はずっと一度試してみたいことがありました.四国三郎沿い,ひいては中央構造線沿いに四国を車で走ってみたい...
そのようなわけで,今回往復600km超の運転をこなし,日本堆積学会@高知に乗りつけました.行事委員でもあるため,前日に高知入りし,当日は受付と写真記録と懇親会司会を担当しました.勿論,昨年度の卒論生が調査した大阪層群という地層の報告もポスターで行いました(9★も参照).すべて滞りなく終えてみると,妙な達成感が…(出張後そのまま大学に直行して授業も行いましたので,達成感も上乗せされ).
今回の会場はオーテピアとよばれる県と市による複合施設で,図書館や科学館に併設するホールと集会室をお借りしての学会でした.この施設が本当に素晴らしくて.まったく見学し足りませんでした.特に目をひいたのは「声と展示の図書館」の一画です.時間があれば,点字で作成する名刺コーナーに足を運びたかった...
今回高知らしさを一番感じたのは懇親会の会場で供された料理だったかもしれません.刺身の横におでんや唐揚げ,天ぷら,お寿司…が並び,出席者は手元の小皿で思い思いに皿鉢料理をつくっていました.大会実行委員会が準備した地酒もずらり.参加者も多く,楽しいひとときになりました.
なお,近畿圏の方々を中心に高知までの交通手段を聞きこみました.車という「同志」を求めての行動でしたが,もしかしたら徳島からの方だけだったかも...

6★日本地理学会2026年春季学術大会@法政大 2026.3
一年前まで教壇に立っていた市ヶ谷キャンパスで行われた学会に参加・発表をしてきました.最寄り駅や駅周辺の店舗の感覚などはしばらく使っていなくても覚えているものなのですね.お世話になった(学会運営でお忙しそうな)先生方にはスミマセンと言いながら,宇津川を覚えていた学生さんのアルバイトを少々邪魔しながら,「古巣」を楽しんでしまいました.ありがたいことだと思います.
日本地理学会の大会はいつも複数会場が同時並行で進みます.今回も第8会場まであり,いつもながらちょろちょろしました.今回はシンポジウムにいる時間が長かったように思います.勉強になりました.
自分自身の発表は2日目の朝一番(いわゆる1限目ですね)にありました.前回の秋の大会でも思いましたが,自身の口頭発表が確実に以前よりも下手になりました.時間内に終えることもそうですが,緩急というか,伝え方というか…90分乃至100分授業の感覚に気持ちが緩んでしまっているのだと改めて自覚しました.直します.発表内容は共同研究している富士相模川ラハール堆積物のもので,こちらについてはまた別途書きたいと思います.
たった2日間でしたが,本当によく喋った2日間でした.法政大の学生さん(通学も通教も)とはネタが尽きず…卒業の話も聞くと少々切なく…お声かけいただいた皆さん,ありがとうございました.またお会いできるときがあれば嬉しく思います.

4★全国地理学専攻学生「卒業論文発表大会」 2026.3
日本地理教育学会が主催するオンラインでの卒論発表会は,毎年密かに?楽しみにしているイベントのひとつです.いつかどこかに書いたような気もしますが,個人的に卒論はとても面白く,いつも刺激をもらってきました.全国でそれぞれに地理学を学んだ学生さんの集大成を”お手軽に”聞けるのはありがたいと思っています.今年は微力ながら2件だけ司会を担当することで助力したつもりです.
奈良女子大からも2名発表がありましたし(1名は担当学生でした),法政大のときに携わった学生さんのお名前もちらほらと.一方通行になり気味な講義や実習ではなかなか気が付けないのですが,卒論を通して「そういうことに興味があったのか」と新しい一面を見せてもらった気がしました.
2★国際堆積学会議@Wellington,NZ 2026.1
International
Sedimentological Congress(国際堆積学会議)は五輪と同じく4年に一度開催されます.前回2022年の開催地は北京でしたが,まだコロナ禍が残る頃で,現地とオンラインのハイブリッドタイプでの開催でした.仕方ないとはいえ,オンライン参加には味気ないものがありました(と過去のこととして言えるようになったのは本当に良かったことなのかもしれません).
ということで実に8年ぶりに対面でのISCに出席しました.いつか行ってみたいと思っていたニュージーランドですが,入国までにはいろいろ,えぇ実にいろいろありました.それについては打ち明け始めると止まらなくなりそうですので,近々徒然なるままに書きたいと思います(簡単に言えば「アプリ!?」でしょうか.冷静になって打ち明けるのを控えるかもしれませんが).
都合により会期前半しかいられませんでしたが,よい刺激になった日々でした.大きなコンベンションセンターが会場で,200枚以上のポスターボードも見事にズラリ.コアタイムの日だけではなく,初日からポスターを掲示できたのは個人的に大きかったです.
やや大げさかもしれませんが,研究とは何だろう,を今回の学会でも感じました(ずっと考えていることではあります).おそらく8年前とは研究手法もまた変わってきているのだろうと思います.微に入り細に入りとまではいいませんが,もう少し巨視的な捉え方が必要ではないだろうかと.1本の木にいきなり焦点をあてずとも,森や山からでもわかることがあるのではないかと.うまく切り込んだ表現があまりできていないところに力不足を感じますが,今回私自身はシンプルな(礫の)指標の有用性を国際会議で伝えたいと参加しました.時代にそぐわないかもしれませんが,地道に頑張ってみようと思います.


あなたもジンドゥークリエイターで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から